今日からスタートしたNXT2.0。私はRaw・SDの視聴がメインでNXTは公式YouTubeで追うぐらいですが、NXTがどう変わるのかと、今日の放送が楽しみでした。NXTがWWEネットワークにあがるのは放送翌日のため、公式YouTubeを見ての感想になりますが、主に新顔について、気になった点をつらつら書いていきます。
①ブロン・ブレイカーのデビュー
・まだ23歳!!
・リック・スタイナーの息子
・大学でのアメフトとレスリングの経験あり。
・プロレスデビュー戦は去年の10月、WWE入団は今年の2月。歴は1年ちょい(wiki情報)。
いきなりLAナイトに勝利したブレイカー。試合も良いが、このプロレス歴、年齢で既にキャラが素晴らしく立っている。相手へのリスペクトを一応口にしつつも、少し傲慢な自信家といった感じ。
「戴冠おめでとうございます、チャンパ先輩。でも俺がベルト取りますから」が最高。
大先輩で王者のチャンパと対峙して、自信に満ちたこの目つき。今日は実質WWEデビュー日なのに。何度でも言うけれどまだ23歳。
リングネームにはスタイナーとついていないが、お父さん、あるいはボディロッキンで激ヤバな叔父さんがマネージャー役をやらないならこれでよい。彼なら2世というキャラ付けがなくても活躍できそうだし。
②トニー・ディアンジェロのデビュー
「大学ではレスリングのアメリカ代表まで上り詰めたが、アマレスじゃ大して稼げない。NXTで稼いだる!」
・プロモビデオでのみ登場。
・マフィアとつながりある感じのキャラらしい。
・26歳とこちらも若い
・彼もブレイカーと同じく今年2月入団。WWE入団以前にプロレス歴があるかは不明。
プロレス歴短いアスリートタイプな経歴っぽいが、演技上手くないですか??あと、本人のらしきlinked inを見つけました(本物かは不明)。それによると大学卒業後はセールスとか(臨時の)教員*1等をしていたらしい。
→24.2.25追記 ウォーラーと同じで先生か!
③アイビー・ナイル
・ダイアモンド・マイン新加入のスパスタ
・29歳。
・WWE入団は去年の1月。
・総合格闘技の経験あり。あと、タイタン・ゲームズなるロック様がホストのSASUKE的なTV番組で結構活躍したらしい。
・彼女もWWE入団以前には、プロレス界での目立った活動はおそらくない。
ベイズラー系列のスパスタっぽい。NXTはどのユニットにも女子を加えるのが良いですよね。
マルコム・ビベンズが「おまえのマッスルみせたれ!」的なことを言ったのは、彼女がフィットネスコンペティションという(ボディービルディングに似た)競技の経験があるからだと思う。
ポーズ中にケイ・リー・レイが出てきて、「いや私のマッスルのほうが美しい」と主張しボディービルディング対決になるような展開は、おそらくNXT1.0のファンが恐れたものだが、幸いそうはならず。新生NXT、ここまで堅実な立ち上がりである。
④フォン・ワグナー
・こちらもまだ27歳。2019年3月入団。
・80〜90年代にWWFで活躍したウェイン・ブルームの息子。
カル・ブルームというリングネームの時、「彼は数年でメインイベント級のレスラーになれるとWWE内部で評判だ」という記事が去年出たので、名前を聞いたことのある方もいるかも。やはりNXT側の期待も高く、いきなりNXT王座戦に出場。
マッキンの貢献
マッキンが仕事の一環として、Twitterでこまめに実況していたが、NXT公式並みのRT数を得ていた。"Chosen one"という単語に反応したり、マッキン対ウォルターの可能性について触れたりと、ベビーフェイスとしてネットファンを盛り上げるコツを、さすがわかっていらっしゃるなと。
まとめ
ブレイカーが番組最初に登場した時は、新生NXTの路線変換で、今日はこんなマッチョのデビューが延々と続く日になるのではと不安だったが、結局彼が一番マッチョだった。
あとWWE入団以前にプロレス歴がほぼない選手のデビューは、まっさらな気持ちで観れるから、こちらも気楽で良い。「インディ時代の彼の良さをちゃんと引き出せよ、WWE」的なプレッシャーを含んだ空気もないし。
*1:小学校のSubstitute Teacherとある。